院長が筆頭著者及び責任著者を務める論文(緑内障患者におけるメラトニン分泌の低下)がJournal of Pineal Research誌に掲載されました。Journal of Pineal Researchは松果体とその関連ホルモン特にメラトニン研究のトップジャーナル(インパクトファクター15.221)です。今回の研究で、緑内障患者さんではメラトニン分泌が減少しており生体リズム障害が生じている可能性が示唆されました。また緑内障患者さんにおけるメラトニン分泌の低下は緑内障の発症や進行に関与している可能性が示唆されます。
Yoshikawa T, Obayashi K, Miyata K, Saeki K, Ogata N. Decreased melatonin secretion in patients with glaucoma: Quantitative association with glaucoma severity in the LIGHT study. J Pineal Res. May 2020 in press. doi:10.1111/jpi.12662